記憶の在り方

妻が以前は紹介制だったＳＮＳを突然辞めると言ってきた。
僕に比べると倍以上の人の繋がりをもつ人だけに
辞めるとそれなりに影響が出るのでしょう。

それに伴い書きためてきた日記や写真の保存をしている妻を見て、
僕は、自分の過去は、何も保存していないことに気が付く、
多分大人になってから写真なんて殆ど無い。

再婚に伴い、前妻との写真を先日処分しようとしたら、
その写真すら殆ど無い…

デジカメを12~3年前に買って
取り貯めていたけど、
度々ＰＣがクラッシュしてその度に過去の写真も、動画も無くなります。

過去への執着が無いというか、
今しかないと思うようになったのは、
過去が恥ずかしいからなのか…

よく恋愛話で
男性は、記憶を貯蔵し、
女性は、記憶を上書きすると
言いますが、僕に関しては、
全部過去は消去してロードしているのです。
上書きともちょっと違うような…

経験は、貯蔵されていますが、
過去に戻ろうとする気持ちに罪悪感があるのは
僕だけなのでしょうか？

楽しことがたくさんあった気がするのですが、
記憶に残ると楽しかったことが思いだせません。
失敗の反復だったり、反省が今の僕を形成している気がします。

さて、僕は、そのＳＮＳを辞めている最中に
このブログを書いていたのを
バンドメンバーに見つかり、
チェック付けられて
そのＳＮＳに毎日この日記が公開されていたのは、
笑える事実だったのです。